「輸入部品調達部長探訪記28 ディノポイント2」

前回に引き続き、今週はDINOPOINTの中にお邪魔させていただいたBB部長。中では様々なレストアが行われていて、お互いに興味津々の訪問となりました。今週もイタリアの深いレストアショップのお話です。

Text/Photo: BB部長

ディノポイントの硬く閉ざされて扉を、何とかこじ開け潜入探索の開始です。否や!失礼ながらのアポなし突然訪問に対して、親切にも対応して頂いた社長とスタッフに感謝です(^^♪

工場に入るとまず目の前に、珍しいレストア済のディノGT4が有ります。フェラーリ308GT4の名でフェラーリ最初のV8搭載車ですが、当初ディノブランドでした。

ディノ専門店のディノポイントなのでディノの名が付くものは全て網羅しています。ここまで綺麗なGT4を見れたのも良い経験に成りました。

若いスタッフが続いて全て見せてくれ、頼まずともシートカバーが被さってる物も、わざわざ外してくれて極上246GTSが現れます。

綺麗な組み立て場所では、大事にレストアされた部品が取り付けられるのを待っています。

作業ごとに区分けされて効率性の良い動線などが勉強に成り、当社が現在、新設しているレストアセンターの参考に出来ます。

階下に降りると一階と同じ広さの半地下倉庫が広がり、ここも綺麗で整頓されたエンジン等、アセンブリーのリビルト作業場と併設されたエンジンベンチテスト場も有り、良い仕事がされてるのが解ります。

その裏に広がる、大量の部品ストック置き場も魅力的な物があるのを、抜け目なく確認させてもらいました(^^♪

そして、一階に戻ると「レストアが終わったばかりの車両の下回りも見てほしい!」と、言って皆で手押しでリフトまで移動させてリフトアップまでしてくれます。

社長に言われた以上の対応で全てを見せてくれた若いスタッフに感謝です。

すると最後に一人の若いスタッフが片言の英語で私に聞いてきます。” アー、ユー、カーセーラー? ” 「あなたは、車売りデスか?」と、私は、”No, I am a mechanic ! ” と言って携帯にあるフェラーリやランボールギーニなどのエンジンの作業画像を見せると、「オーーー!」と全員で叫び、急に皆笑顔に変わります。同じ種類の人間として親近感と信頼感を持ってくれたのでしょう。

その後、皆で写真を撮る時も良い笑顔でした。

残念ながら日本ではメカニックに成りたい若者が減っており、40代以上の世代が現場を支えてる状態に成ってきています。これは産業構造が似てるイタリアでもある問題ですが、ここの若いイタリア人達は純粋に車が好きで真面目に作業に取り掛かっていて、自分たちの仕事に誇りと自信を持っているのが、今回の訪問により羨ましく感じました。

ただ、ずっと案内してくれた眼鏡の若者が一番自慢したのは、休憩所にある皆でいまだに使い続けている、この年季の入ったフィアット製のクラシック冷蔵庫でした。

そして、社長が書いた注意書き” 冷蔵庫はちゃんと閉めろ!! ”

イタリア人達はやはり、大阪人に似た面白い人達でした(^^♪

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