「輸入部品調達部長探訪記27 ディノポイント1」

イタリアに入ったBB部長、今回はDINOのスペシャリスト「DINOPOINT」へアポなし突撃。イタリアのレストア、特にきになるDINOなどはどのように作業を進めているのか、今週もBB部長の訪問は続きます。

Text/Photo: BB部長

イタリア探訪は、初日から躓きます。前日まで恵まれてた天気が朝から大雨の上に、訪問予定だったところが、急にコロナの為にキャンセルされました。

この為だけにドイツから、アルプスを越えてイタリアまで来た目的で、以前に少し紹介したフェラーリやランボの超マニアコレクターショップへの訪問予定でした。急遽の渡欧だったので、これ以降の予定を決めてなかった為に、どうしようかと悩みます。

モデナまで足を延ばそうかと考えましたが、モデナには訪問したい所が多すぎて、とても回れないので次回のイタリアのみの時間がある訪問時に置いておきます。

しかし、何も得ないでこのままドイツに戻っては、帰国してから「アレ?イタリアは?」っと、社長の冷た~い視線が刺さってくるに違いない。

そこで、マイグーグルマップを確認すると、近くにポツンと立った旗棒”ディノポイント”を見つけます。イタリア北部では少ない候補の中から、ディノ専門レストアショップで行く価値は十分以上に有る所、すぐ決定です。

アポなし突撃ですが、BB的には日常事なので気にせず向かいます。

悩んでいる間に出発が遅れ、近くまで来ると昼休憩時間に成っていたので、時間つぶしと昼食に最寄りの街ベルガモに立ち寄ります。この頃には雨も上がり先が良い予感がします。

ベルガモは歴史ある綺麗な街で、今年6月開催のミレミリアで中継地にも成っており、画像の交差点の前を有名クラシックカー達が走る予定です。イタリアは、どの街も羨ましい程にクラシックカーが似合います。BBは、地元の人気ピザ屋で堪能後に向かいます。

ここでグーグルマップのナビが無理難題を言って、この先が目的地付近なので誘導終了を告げられます。

「え!車で行け無い?歩いて行けってこと?」悩んで立往生していた処、たまたま歩いていた若者に尋ねると、車で行ける道を快く教えてくれました。

ぐるっと回って工業団地の様な所にたどり着けました。さっきの道はここに続く遊歩道でした。

ドイツではこんなことが無かったグーグルマップですが、細い道が入り組んだイタリアでは、よくあるようで何度か同じような目に会いました(^^♪

工業団地の奥、一番大きな倉庫に大きなロゴを見つけ、いざ突撃です。

しかーーし!鍵がかかっていて開いていません。横にあるのが呼び鈴かと思いいましたが、セキュリティーのスイッチです。中で作業している音が聞こえてくるので誰かいてることは間違いありません。こりゃあ、困った!どうしたものかとよく見ると、

入り口に ”SI RICEVE SOLO SU APPUNTAMENTO” の看板が、イタリア語が全く無知なBBでも「アポが無いと入れないよー!」となんとか解ります。

残念!せっかく来たのに、いったん車に戻りますが、やはり諦めきれずに再度玄関前まで来て、図々しくも強くドアをノックしますが、反応が無く大きな作業音が続きます。そこで、その音が消えるのを待って、もう一度、ガンガンと強くノックを繰り返すと誰かが近づいてくる気配がして、ゆっくりドア開き若いメカニックが顔を出してくれました。

「日本からどしても見たくて来たので、アポは無いけど中を見せてほしい」と英語で一生懸命説明します。突然訪れた謎の東洋人にビックリした様子でポカンとし、無口で奥に行ってしまいます。アレ⁉すると、もう一人のより若いメカを連れて来て、英語が少しわかる奴を連れてきた!とイタリア語で言ったと思います。もう一度、訪問を依頼しますが余り理解してもらえません。

彼は、んーー!と考えた後におもむろに携帯で誰かに電話をすると、いきなり私に携帯を手渡してきます。電話先には、英語が話せる社長が「今日は一日、外出しているので明日、来てほしい!」と、私が、日本から来たことと明日はドイツに戻ると嘆願すると、若い者に案内させて写真も撮ってよいと快諾してくれました。若者に携帯を返し社長に説明してもらいます。

有難くも直ぐに、中に招き入れてくれて、全メカニックが仕事を止めてニコニコと愛想よく隅々まで案内しながら、片言の英語で個々の事を説明してくれます。ホットしました(^^♪

中に入ると大きな工場内にびっしりと車両が有り。やはりディノばかり騒然と並んでいます。246GTは値段が上がりすぎて少なくなったてきたらしく、現在はフィアットディノの人気が高く主力の様で何十台と並んでいます。これだけの数は、初めて見ました。

 勿論、246の極上物も数台有ります。レストア済みからレストア待ちまで、

この後、じっくり作業所からストックヤードまで全て見せてくれました。一回では書けないので次回により詳しく紹介したいと思います。

いつもながらの超わがままなBB的突撃に、今回は運よく優しい社長やスタッフに助けられましたが、米国ほどオープンで無い欧州では反省しないといけません(^^♪

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