「輸入部品調達部長探訪記24 アイゼンブラント」

今週のBB部長、ヨーロッパ出張にて新しい代理店となったメカニカル・フューエル・ポンプの会社をご紹介します。ヨーロッパ車では必須のこのメカニカル・ポンプ、年数を経ていくと必ずオーバーホールや適正値の確認が必要になって参ります。日本のお客様へ、素晴らしい商品をお届けいたします。

Text/Photo: BB部長

「ドイツ~イタリア探訪編」まず初めに訪れたのは アイゼンブラント エンジニアリングです。

以前紹介した当社が60~70年代ポルシェ、ベンツに使われているボッシュ製MFI(メカニカルフューエルポンプ)のオーバーホールをお願いしている提携プロショップです。エッセンから南に400kmほど下った、フランス国境近くの小さな田舎町を抜けたところにあります。

ドイツ特有の深い森林に囲まれた静かな環境にていい仕事をしています。コロナ禍の為に訪問出来てなく今回初めての訪問にてより良い関係を築けました。

まずは自然光を多く取り入れた明るい工房の紹介です。

整頓されて工房で、丁寧に良い仕事がわかる工房です。

奥に置かれているのは、なんと名車レーシングポルシェ908のMFIポンプです。オーバーホール完了したということで次のテストを待って入り状態です。

部品は全て、ネジ一本に至るまで単品管理されており、部品調達に苦労する日本では考えられない数の部品在庫で、全て揃うと思われ羨ましい限りですが、長い経験にての実績にて揃った事が解ります。

一つ一つ手作業にて特殊専用工具を使い確実に組んでいきます。車種年式別にセッティングがあり、ボッシュのマニュアルに沿って確実に組んでいきます。

組む上がったポンプを今度は専用測定機にセットし、これも基本データー通りに決められた燃料噴射量に調節していきます。回転数、気温、標高差に応じた細かな調節が基本なので、このボッシュ製測定機が無いとオーバーホールはできません。

テスト測定のみも請け負っておりテスト後の結果をデーターシートにて知らせてくれます。オーバーホール後とテストのみのポンプが次々と測定を待っています。オーバーホール、測定、最終調整後に水中にてオイル、燃料漏れ点検をしてからの出荷と成ります。

この工房はもともとはMFI ポンプのレース用チューニングショップとして始まり、その基本のオーバーホールの方が需要増にて現在は主力と成っていますが、以前のレースチューンにて有名だった事も有り、車両を持ち込んでのチューニング仕事も続いています。

テストの様子とオーバーホールの仕事ぶりが以下のユーチューブで確認できます。良ければ覗いてみてください。

今回は作業の邪魔にならない朝一に訪問で、無口で職人肌の社長に工場の隅々まで紹介して頂きました。今までは英語が少し苦手なスタッフばかりでしたが英語堪能な若い女性営業スタッフが入ったことで、当社との提携にこれからより良い関係の話が出来、代理店の成果を得られました。

このMFI 搭載車ではエンジンの調子に対して最重要部品ですが、日本ではMFIの完全オーバーホールは現状は困難です。其れゆえに、車載状態で調整で誤魔化している車体が多く、酷いものでは弄り倒した上に「古い機械なのでこんなもんです!」と断念するところまであります。

アイゼンブラント エンジニアリングにてMFIオーバーホール、テスト、チューニングを必要であれば是非に、代理店となった当社にご用命ください(^^♪

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