カバンを開けてふと中を覗いてみると

カバンを開けてふと中を覗いてみると、USB タイプC、ライトニング、iPhoneにandroid端末、ノートPC、ボイスレコーダー、apple watch

Text: Taido

僕の手元の小さな世界を見ただけでもいろいろな規格があふれて、
改めて便利な世界は不便だなと思う

今日タクシーに乗った際運転手と交わした会話が今の世界を物語っている

初老の運転手は最近携帯電話をいわゆるガラケーからスマホに変更したらしい

よくある使い方がわからないとゆう話の中に
奥さんの電話番号を間違って消してしまって大変だったと、
昔は覚えていたのにと

年齢もあるのだろう忘れることもあるだろう

ふと思う

携帯なんてない時代はみんな大体家の電話番号や大事な人の番号は覚えていた

Vintage Rotary Phone

携帯電話を手に入れたことで電話番号を覚える脳の機能は
一部使わなくなってしまったのかと

使いこなせない人間が容易に番号を削除できてしまった事も
よく考えれば矛盾している

彼の操る車はプリウス、ハイブリッドの雄、今の時代の先端を担う

アプリから端末決済をし、カーナビを操る、スマホを持ち
交通系ICカードでコンビニのコーヒーを買う

矛盾だらけの便利、彼は最後にこう言った「昭和はよかった」と

これもノスタルジックなのか

Loneliness

2030年の新車販売からガソリン車はNOみたいなアナウンスがされた

ニュースサイトの記事の書き方にも問題はあるが、
ハイブリッド等はOKだし
実際問題あと10年ですべての問題をクリアできるとは到底思わない

端末の種類、ケーブルの規格、エンドユーザーの数が
車より多いのに統一されず煩わしい携帯端末がこの環境なのに

次世代の車の規格が
10年やそこらで確立されるとは考えにくい

乾電池のようにセルが統一されれば
少しは展望もあるのだろうが

この覇権争いを誰が制するのかはまだ見えてこないし

雲の上の話なのでどこの誰の一声で舵取りが行われるのかもわからない

広義の意味でレストアを考えていけばエンジンや外装、その他諸々は博物館

ボディ、内装は複製、駆動部分は電気その他次世代動力みたいな考え方も
あながち間違えではなさそうだ

Engine

エンジンの鼓動、サウンド、フィーリング、操る楽しさ、
そういったものは無くなってしまうのかもしれないが

視覚的に昔を懐かしむ、思い出に耽ることは可能ではないだろうか

きっと最初は物足りなく、違和感を覚えるかもしれないが

慣れてしまえば、
これもいわゆるノスタルジックなのかもしれない