車のエンブレムのお話。

ドイツとイタリアの名門に共通するものとは?

Text: Takaomi Miura / Photo: StarCraft Kobe

現在、車好き以外の方にも知られるドイツが誇るスポーツカーの名門PORSCHE。正式な社名は Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG であり、日本語に直訳すると、F(フェルディナント)・ポルシェ名誉工学博士株式会社のエンブレム
見覚えのあるエンブレムですよね。

中心の馬は本社所在地である、シュトゥットガルト市の紋章が由来らしいです。
確かにSTUTTGARTと書いてます。

ちなみに、本来のStuttgartの紋章は、

この部分になります。で、この紋章を見ると 似てません?

イタリアが誇る最高峰スポーツカーブランドのFerrariのいわゆる跳ね馬に。

実は、アルファロメオのレーシングドライバーだった創業者のエンツォ・フェラーリが、1921年イタリアの古都ラヴェンナで行われたレースで優勝した時に、その勝利に感動したバッカラ伯爵夫妻から授けられたのが「跳ね馬の紋章」だったらしく、伯爵の息子である、第一次世界大戦の国民的英雄「撃墜王」フランチェスコ・バッカラが愛機につけていた跳ね馬の紋章をレーシングマシンに付ければ、幸運が訪れると言われ、快く受け取ったというのがよく聞く話ですよね。

しかし、両者の跳ね馬は無関係だという説もあります。バラッカの跳ね馬のマークは、ドイツ機から拝借したものではなく、所属していたイタリア陸軍第2騎兵連隊の部隊章がルーツであるという説です。

第一次世界大戦に参戦したイタリア空軍のエース(撃墜王)、バラッカが愛機につけていたもので、バラッカが戦闘機第91中隊の指揮官になった時に、そのまま部隊章として残ったとも言われています。実は、エンツォの兄であるアルフレッドが91a部隊の地上勤務だったという話もあります。

どうやらフェラーリとポルシェの跳ね馬エンブレムがルーツを同じとしている説は、あくまでも夢のある伝説であるようです。

どちらを信じるかは、あなた次第!

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