「文化遺産としての、300SL」

メルセデスベンツ・クラッシックカーセンターが手がけた珠玉の1台。そのSLに若竹村は唸ったのでした。

Text: Kenichi Wakatakemura
Photo: Mercedes Benz USA

1955年式 メルセデスベンツ 300SLのレストアがメルセデスベンツクラシックカーセンターにて販売されています。ペイントはオリジナルのホワイト(DB50)からグラファイトグレイ(DB190)へ変更されていますが、ボディ・エンジン・シャシーまでマッチングしているモデルです。

メルセデスはこのモデルのコンディションをフルファクトリー・コンコースコンディションと言い切っています。1955年当時、世界でもっとも優れた自動車が2020年に149万5000ドルで買えるのは、ある意味幸せなことなのかもしれません。

自動車の電動化に反旗を翻すように、颯爽と日本でこのSLをお乗りになったらかなり素敵だと思います。街中で「すごい、300SLですね!」と聞かれたら、キッパリと「死ぬまでガソリンスタンドに通います」と宣言してください。

20世紀という時代は、まさに自動車の世紀であったと改めて感じる1台です。

Share on facebook
Share on twitter
Share on pinterest
Share on linkedin
Share on whatsapp
Share on skype
Share on email
Share on print